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2025.8.25 9/29~個展開催のお知らせUP
2025.4.15 サイトをオープンしました
井上真友子個展 主と客
2025年9月29日(月)~10月4日(土)
12:00ー19:00(最終日16:00まで)
パフォーマンス
・10/3(金)18:30~・10/4(土)14:00~
古茂田利乃(ダンス) 望月隼人(ギター)
〒104ー0061
東京都中央区銀座3-8-17ホウユウビル5階 ゆう画廊
井上さんの絵には、不思議な安心感があるなぁといつも思う。 大学時代に初めて作品を見せてもらった時からずっとそう思うのだ。 彼女の絵の中には、人の暮らしを感じる風景や物体がよく登場する。 それらの風景や物体は、日常のどこかで出会っているような、知っているような気がする。 色合いがそう感じさせるのか、自分か誰かの記憶を見ているようでもあり、どこか懐かしい気持ちが湧いてくる。 そんな懐かしさと同時に、営業時間外の場所に迷い込んだような、宇宙人になってこの世界を眺めているような不思議で新鮮な気持ちも湧き上がってくる。 知っていると思っていた世界がほどけ、曖昧になってゆく。 キャンバスの上にはぺっとりと存在感のある油絵の具が、のびやかだったり、かすれたり、流れたりして色が物質として響き合い、とけあっている。 絵の姿を目で触ろうとすると、形象と色と、絵の具の物質感の間をゆらめいて、私の中でとどまってはくれない。海みたいに。 世界の形や意味を決めつけずに、ゆったりと素直に在るように感じる。 そんな佇まいに私は余計な力がほどけて、いつも安心するのかもしれない。 今年もまた井上さんの新たな作品に会いに行くのがとても楽しみだ。 (作家・凡)
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